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公認会計士 業界情報
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公認会計士についての業界情報を説明していきます。
業界情報 公認会計士
- 公認会計士 市場
2020年現在、公認会計士の資格保持者は、全国に約39,000人います。
公認会計士は国内における三大難関国家試験の,内の一つとして位置づけられておりますが、資格人口はどのように推移してきたのでしょうか。
・1950年:285
・1970年:4,745
・1990年:11,320
・2000年:17,413
・2010年:30,092
・2020年:39,196最近は毎年1000人ほどの合格者が出ており、20年前と比較すると公認会計士の資格保持の人口はおよそ2.2倍になっています。
2000年以降はグローバル化への対応で、公認会計士の需要の高まりがあったことなども増加の一因として考えられます。
- 最近の傾向と今後について
資格者人口は増えてきており、グローバル対応など業務が多角的になってきている反面、リーマンショックなどの景気変動やコロナなどで世の中の動きが大きく変わり、状況に対応できる人できない人で同じ資格保持者でも格差が生まれていくことでしょう。
資格保持=安定ではありません。世の中と経済の動きに合わせてアジャストしていく必要があります。
2000年〜リーマンショックまではIPO対応などが盛んでしたが、2008年リーマンショック以降は、事業再生やM&Aなど出口対応の方が多くなっています。
また為替の動きやIFRS対応などグローバル対応もこの頃から増え始めています。
この状況から推察するに、世の中と経済の動きによって核となる業務が変わります。2021年現在は、コロナ禍真っ只中で、アフターコロナを見据えた動きが必要になります。
経済面でも、キャッシュレス対応・仮想通貨やこちら以外にも次々トレンドが出てくるでしょう。
様々な経済活動や領域に携わることで会計士も自身の知見を広げていくことができるのではないでしょうか。